few

フュー

コロナ渦で人と直接触れ合うことができなかったからこそ、今、より大切にされているのが、人との出会いや直接会うことでのコミュニケーションですよね。

そんな人と人との触れ合いを大切にしながら、茶畑の再生をコツコツと行なっている方がいらっしゃいます。それが茶花スキンケアブランド『few(フュー)』代表の西村 庄司さんです。今回は『few(フュー)』のブランド誕生エピソードや、茶畑再生についてお話を伺いました。

ー早速ですが、どのようにしてブランドが誕生したか、エピソードをお伺いできますか?

西村さん:はい。私は元々ですね、環境を監視するような仕事をずっとやっていました。“監視する”とは、大気や水質、騒音、生態系などを含め、調査・測定して、公害対策や環境保全を行うための数値や結果を提供するんですね。このような業務を行う会社に長年勤めていまして。約6年前から農業ビジネスのモデル化を進めるため、京都の南山城村という場所で無農薬の田んぼの実験をしておりました。

ーおもしろそうなプロジェクトですね!

西村さん:はい。環境維持という意味では生態系も含めて、とても大切なお話なんですね。手入れしていないとイノシシなどの住処になってしまったり、草木が伸び放題で景観も悪くなります。そこにきちんと手入れされた茶畑が並んでいると、余計に悪目立ちしますしね。そういうところから、まず、茶畑をきちんと整備して、景観を良くし、人が集まって来れるような場所にしたいんです。

ー皆が集まれるというのがいいですね。

西村さん:ありがとうございます。今年で4年目なんですけども、茶花を摘んでいただくイベントも開催してます。だいたい9月~12月に茶花が咲き続けるんですが、満月を目指して咲いているような気がしていますね。その期間に茶花が半開きになっている状態のものを摘んで、スキンケアに配合しています。花が開花しようとする時のエネルギーが1番パワフルですからね。ご参加いただいた方は皆さん喜んでくださってますよ。お一人おひとりが、笑顔になっていただけるのがうれしいですね。こうして人が集まればコミュニティが生まれて、地域の活性化にも繋がるんじゃないかなと思っています。

ー素敵ですね!このプロジェクトの一環として、茶花を活用したスキンケアブランド『few(フュー)』が誕生したんでしょうか?

西村さん:そうですね。先ほど声をかけた中の1人に、植物生体水や細胞水を扱える技術を持った人がいたんです。この植物生体水は、植物の細胞内の液胞や、その他の組織に含まれている細胞水のことなんですが、植物自体が持つさまざまな香り成分の情報を持った水でして、非常に良い香りがするんです。それに表面張力が低いというのも特徴でして、表面張力が低いと、まるで魔法のようにスッと消えてなくなるように浸透※1するんですね。

※1角層まで

西村さん:だから使用後の後肌がサラサラしていて、ベタつかないんです。その技術を用いて、耕作放棄地で採取した茶花の生体水を『few(フュー)』のスキンケア製品に活用しています。茶畑自体はもちろん無農薬ですし、オーガニック美容の専門家の先生が監修してくださっていて、素晴らしいスキンケア化粧品ができたと自負しています。老若男女問わずご使用いただけますし、肌が敏感なお客さまからも好評で、笑顔が増えることがうれしいですね。

(おわり)

今回取材・執筆をしたのはこの方

美容研究家・美容ライター 星 ゆうこ

美容専門ライターとして、心理学を活かした執筆を中心に活動。女性向け美容Webマガジンや企業の季刊誌、美容サイト、美容通販サイト、カタログなどでの商品説明や成分解説の執筆、プレスリリースの代行執筆を手がけている。さらに、化粧品の企画・開発、コンサルティング、イベント登壇、コメント寄稿など、美容に関する幅広いご依頼に対応。専門知識と豊富な経験を活かし、美容業界の発展に貢献している。